中3不登校の三者面談について

中3不登校の三者面談について

中学三年生の夏休み前には、三者面談が行われる学校がほとんどです。中3で不登校の子どもをもつ親は、進路や進学先のことで不安と焦りを抱えていることと思います。面談当日に、「あんたどうしたいの?」と尋ねるようでは時間が無駄になりますし、突然本音を話せるようになるわけでもないので、あらかじめ進路についての希望を聞き出し、親子間で話し合っておきましょう。そのためには、日常的な会話を通して、信頼関係を築き上げておく必要があります。また、三者面談のために短時間学校に行く、ということすら、本人にとっては苦痛であり、過度に緊張してしまうことも多いです。本人の気持ちを理解してあげて、様子を見守りましょう。どうしても面談に本人が参加できないような状態である場合は、担任と親だけで面談することもありますが、その場合でもできるだけ本人の現在の状態や、進路についての本人の希望を聞き出してから臨む方がよいでしょう。
三者面談では、まず現在の本人の状態について、普段どんな風に過ごしているか、家で勉強しているかなどを聞かれます。学校側としては、「何とか学校に来れないか」と提案することがほとんどです。本人の希望と現状をあわせて、別室登校なら大丈夫そうだとか、まだ登校するのは難しいなど、率直に相談しましょう。学校に行くことだけが正しい選択肢ではないので、無理強いしないようにしましょう。
また、希望する進路についても話し合われます。あらかじめ家庭で相談した内容を、本人の口から話すのが良いでしょう。夏休み前の面談では、具体的な高校名が挙がらなくても構いません。全日制高校に行きたいのか、定時制や通信制、フリースクールを考えているのか……まずは希望を伝えましょう。そして、現在の成績でそれが可能かどうか、どうすればよいかなどをじっくりと話し合いましょう。厳しいことを言われることも覚悟しておいてください。「出席日数のため、とにかく登校してください」と言われることもあるでしょうが、焦って登校させるのではなく、本人の状態に合わせて慎重に行うべきです。
三者面談が終わったら、まずは本人を労わってあげましょう。久しぶりに学校へ行って、精神的にも疲弊しているはずです。話し合うべきことはたくさんありますが、本人の状態をよく見て、翌日以降に話し合いましょう。